煮干しを入れた鍋に火をかけ、
一晩水に浸しておいた豆をゆでる、朝の日課です。
北海道から届いた在来種の豆の数々。
「体にやさしいお昼ごはん」のお惣菜や
群馬の地粉とあわせて焼き菓子に・・・
お豆の入ったかりんとうも出来ました。
家で(というか店で)作るとサーターアンダギーにしても、
かりんとうにしても「これって本当に揚げてあるの?」と
思うくらい油臭さがなくて、かるい=おいしいと思います。
お客様にもそう言ってくださる方が多いので、
何でだろう?と考えてみるとやはり油に理由があるようです。
今日、鈴木酒店の奥さんに油のお話しをいろいろと
伺いました。一般の油(サラダ油や菜種油、他)は作る時に
石油系の溶剤を使っていて、そこに問題であるようで、
そうではない伝統製法で作っている油屋さんは時間と手間がかかり、
大量生産はできません。マクロビオテックをはじめ、
動物性の油を使わないお菓子を作る人、食べる人が増え、
良質の菜種油の需要が増え、生産が間に合わなくなっている、という話。
油ものは体に悪いとかカロリーがなんたらかんたら、、太るとか、
変な思いこみよりも、その油の材料や作られ方など背景を調べてみることが
大切ですね。サンデールームでただいま取り扱いしているのは
国産の菜種から絞ったものともう一つはオーストラリア産。
どちらも石油系の溶剤は使ってない一番絞り。
揚げ油として使っても酸化しにくく、何度も使えるのでお得だと思います。
ぜひご家庭での「やさしい食卓」つくりにお役立てください。
さて明日23日(金)、24日(土)の2日間は
サンデールームの晩ごはん(2500円)がお召し上がりいただけます。
春の苦み(せり、高菜、うど、ふき、クレソン)
新玉ねぎ、大和芋、ニラ、セロリ、筍、
鞍掛豆、青大豆、貝豆など素材もそろいました。
おいしいオーガニックワイン、自然酒の他、ちょっとめずらしいお飲物も
ご用意しています。ぜひお友達やご家族、もちろんお一人でも、
ゆっくりとやさしい食卓を囲んでください。お待ちしております。
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